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ジョブコーチ活動報告 その166:更新日29年8月02日

 倉庫内作業をされている方の支援の報告をします。
発達障がいのあるAさんは、長年この職場で商品管理の仕事に携わっておられる男性です。

 この春、職場からAさんの事で相談がありました。特定の方に対して突然大きな声で怒鳴ることがあり、怒鳴られた方からこのまま働くのは不安だと相談があったそうです。Aさんは普段から真面目で、生産性も高いので、会社としてはこれからも働いて欲しい、解決する良い方法はないかとのご相談でした。

 その後職場訪問をしてAさんと面談を行い、職場からセンターに相談があった内容をお伝えしました。Aさんは怒鳴ってしまった相手への不満は無いようで、周囲の人に大きな声をあげてしまうのは、自分が辛い状況にあるためではないかと心の内を話してくださいました。「特に夕方からは派遣社員も入って人数が増え、広い作業場に様々な人の話し声や機械音があふれるので、いちばんその時間が辛いです」と。以前は人数も少なく音も今ほどあふれていませんでした。扱うアイテムが増えて来たので次第に人も機械の音も増えてきました。耳栓をして対応されていましたが、もう対応できなくなり限界が来ていたのでした。面談後、話の内容をジョブコーチから上司に報告しました。

 数日後、再度職場から連絡があり、同じ方にまた大声を出されたと連絡がありました。職場で2度目の面談をしました。何度も自分自身のことを反省され、「これ以上働き続けることは難しいでしょうか」と話されていました。

 職場の方に、Aさんの担当する部署に音や人数の配慮をして頂く事は可能か相談をしました。
 すると直ぐに対応してくださり、Aさんは違う階の大型商品を扱う部署に異動する事になりました。そこはスタッフの人数が少なく、比較的静かな環境でした。「疲れている」とのお話しもあったので、次第に長くなっていた勤務時間を少し短くしてスタートする事になりました。
 耳栓は必要無くなり、働きやすくなったと話してくださいました。以前の辛そうなAさんの表情が、今は穏やかになったことがうれしいです。また、何とかならないかとご相談くださった職場の方のお気持ちに感謝しています。雇用が長く続く為には、職場のご理解と配慮が必要だと改めて感じたケースでした。

 ジョブコーチ M

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